かけ流し温泉旅

かけ流しの温泉をめぐる温泉宿体験記。大半は一人旅ときどきツレと一緒

湯治部ならぬ旅館部を初体験!(青森県・酸ヶ湯温泉)

今回で何回目の訪問になるだろう?酸ヶ湯温泉

しかし。

今回じつは初体験なのです。

この宿の旅館部に泊まるのが(^^ゞ

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真っ白けな大地に一軒宿。人が小さくみえる

ときは1月の厳冬期。

町から次第に山へと入っていく車窓は

ただただ木々につもる雪の風景

しかし運転は慣れたものでスイスイと

くねる坂を上り、やがて宿に到着。

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積雪はかなり多いらしいものの

宿の前は雪かきしっかり。

宿に入ってしまえば暖房ぬくぬく寒さ知らずの天国だ('ω')ノ

 

いつもなら受付け済ますと渡り廊下で湯治部へ

という道のりだが今日は違います

旅館部だから(←しつこいね)

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歩くとキシキシしますがピカピカ。

フロントから階段を上り、つきあがりを左に曲がり

さらに階段あがって角の部屋が今日の寝床。

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おお、広い!

とくに広縁。

その広縁に置かれたイスの座り心地のよいこと。

工学的にも精密に計算されたイスだねこりゃ。

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この椅子に座ると畳の部屋に飾られた墨文字の壁紙や額縁が。

造りが古いからこそ醸し出される貫禄が感じられます。

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座り心地もグッドですがデザインも素敵ですね。ほしい。予算さえあえば。

窓の外を見やれば中庭の真ん中に大雪の塊。

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机の上を見やればおつきのお菓子。

…あや?湯治部のと違うねお菓子の種類。しょうが味噌饅頭だって。

湯治部のときはたしか葡萄羊羹だっけか?

(あとで売店をみにいったらしょうが味噌饅頭のほうが

  若干高かった。旅館部だから?←しつこいよ)

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午後6時夕食。場所は湯治部のときと同じ2階の食堂です。

しかし料理の内容が違うらしいです。

 

なぜならどこでもいいかと思って座ろうとするお客さんは

必ず引き止められ鍵の提示とともに部屋番号を確認されます。

「どこでも同じじゃないの?」ときくお客さんに

「違うんです」と答えるスタッフさん。

 

そして私たちの案内された席は確かに品数が多い。

そして前回の湯治部のときより明らかに豪華な感じがする。

お刺身にしても前回は確かサーモンの一種類だった。

今回はさらにマグロとイカが加わって3種類。

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牛肉の鍋なんかもあって

うわわ食べきれないほどいっぱいだ。

…といいつつ、完食だ~うまい(/・ω・)/

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豪華とはいいつつ、ローカルな食材がいかされていて

何を食べたかあとで振り返ることができる内容なのもグッド💛

 

とくに「ならだけ」入りの味噌汁うまかったなあ~

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地元産のならだけたっぷり味噌汁。おかわりしたかったけど食べすぎもよくないみたいよ

対して若干寂しいのは朝食ですね

バイキングのときはそこそこ満足できたけど

コロナ禍でセットメニューになったこの朝食は

ハムいらない、蒲鉾いらない、砂糖入りヨーグルトいらない…と

いらない食材がたくさんで

ややもするとどこぞのビジネスホテルのサービス朝食が

断然良かったりするレベル。少々残念悲し。

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て、料理の話ばっかしになっちゃったけど

お風呂は通常通り、たいへんいいお湯です。

ワニとの遭遇もなく、ツレと二人、四分六分湯と熱湯と滝湯を楽しみ

湯浴み着を着ずに楽しめる女性タイムにもしっかり浸かりました。

 

あっという間に夜がきて朝がきて

じつはひき続き連泊なのですが

2日目は湯治部へ移動。

10時までは旅館部にいてよいものと思っていたら

8時過ぎに連絡がきて

いつでもご移動いただけますとのこと。

ちょっとちょっと~女性タイムから湯上り直後に慌てて支度。

移動となりました。

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滞在したのはこの棟の2階でした

あっという間ということは充実していたということですね。

さて後半の湯治部レポートは次に続きます。